引きこもりの理解と対応

いのちの電話 公開講座 「第2回 『引きこもりの理解と対応~いきづらさの背景にあるもの~』」 を受講して来ました。

講師:西野博之(NPO法人フリースペースたまりば理事長、川崎市子ども夢パーク所長、フリースペースえん代表、精神保健福祉士)

 

15-39歳のひきこもりは54万人、40-64歳は61万人。8050、7040、9060問題。ネグレクト・貧困と過干渉。鍋、釜、包丁、布団、健康保険が無く、弁当やカップラーメンで育って親の手料理を知らない。自己肯定感が低く本音が言えないどころかわからない。子どもの評価=親の評価、という価値観が子どもを追い込む。ひきこもり、不登校は問題行動ではなく生きるための反応、選択。SOSが言えない。困った子ではなく困っている子。その支援は誰のため? 大丈夫、安心、安全、無駄、隙間、「食う寝る出す」が大事。世間体、比較、完璧は不要。親にも寄り添う。